ウイズ ニュース

2018.01.23

ウイズ

クリーニング脱水装置を入れ替えました  (済生会ウイズ)

当センターでは、就労継続支援A型事業としてクリーニングを行っています。
平成16年から稼動してきた脱水機が老朽化しており、騒音・振動や突然の停止などのトラブルも起きていました。
更新計画で今年度予算を組み購入、1月22日早朝より、スタッフ一同集まって起動式を行いました。
 
今回更新した脱水装置は、従来の遠心式ではなく油圧式です。洗濯物は病院で使用するシーツや枕カバー、かけ布団カバー、ユニホームなどですので、基準通り80℃以上のお湯で15分洗濯しています。洗濯槽より自動的に送られてきた50kg/回の洗濯物を、3分間油圧プレスすることで脱水します。すると丸いせんべい状にプレスされたシーツが排出され、隣のほぐし機に送られます。
蒸気と温風をかけながら5分かけて処理されると、1枚ごとに解された半乾きのシーツが排
出されます。それをプレス装置にかけると、自動的に畳まれて出来上がりとなります。
 
従来の遠心式より振動や騒音など無くなり労働環境が改善されただけでなく、処理時間も短縮化され作業効率化も図れるようになりました。
高額な装置ですが、利用者さんの賃金向上にも寄与してくれることを期待しています。