児童発達支援センター
済生会なでしこ園

一人ひとりの持てる力を引き出し、
育み、生きていく力の基礎をつくります。

済生会なでしこ園は就学前までの障がいのあるお子さまへの発達支援を行う児童福祉施設です。毎日通園するクラスと保育所や幼稚園などに通う中で集団活動に適応できるよう支援する並行通園クラスがあります。

済生会なでしこ園でできること

児童発達支援センター

一人ひとりの発達特性に合わせ、
個別支援とグループ支援を行っています。

  • 見通しの立った自立的な生活を支援します。
  • 苦手さや過敏さへの配慮をします。
  • 共感を持って肯定的な関わりをします。
  • 園と保護者が車の両輪となった子育てを目指します。

発達支援の方法について

子どもたちにとって、興味や関心を持った遊びや活動に取り組むことが、
一番の学びとなります。音楽・制作・運動という3領域の活動の下、
個別やグループでの環境設定を行います。

その中で、「次は何があるかな」「誰と一緒にするのかな」など、
見通しをもって活動に取り組むこと、そして「先生、手伝って」
「いっしょにあそぼう」など、自分の想いを誰かに伝えることなど、
自立的な生活とコミュニケーション手段の獲得を行っていきます。

一人ひとりが分かる方法で「どこに行くのか」「次に何をするのか」等を示し、受け身の行動を極力避け自立的な行動を引き出します。


子ども達にとってまず必要なことは、自分の思いや要求が『伝わること』です。PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)を取り入れ、個々に合わせたコミュニケーション手段の獲得を目指しています。


幼い子ども達は、言葉より視覚的な支援が分かりやすいことから、それぞれの場所・物を色分けしたり、 カードで示したりしています。

1日の流れ

09:30

登園
活動

11:30

給食
活動

14:00

降園


並行通園クラス

14:30

登園
活動

16:00

降園

お集まり

園外活動

ルール遊び

楽器あそび

感触あそび

水遊び

給食

食育

保護者活動



済生会なでしこ園の年間行事

・お誕生日会・七夕・クリスマス等、季節の行事は、クラスごとに行っています

・テーマ別支援見学・保護者学習会(つむぎのじかん)を年3回実施しています。

4月

新年度療育開始

5月

個別面談
感覚統合セッション

6月

内科検診
花の日訪問

7月

感覚統合セッション

8月

なでしこゼミナール

9月

歯科検診
感覚統合セッション

10月

なでしこ★カミング・デイ(祭り)

11月

感覚統合セッション

1月

感覚統合セッション

2月

個別面談

3月

感覚統合セッション
卒園式

年に4回一般公開向けの勉強会を行っています。

※年度によっては行事が変更されることがあります。

管理者ご挨拶

本園は障がいのある就学前のお子様への発達支援をおこなう児童発達支援センターです。「子どもたち一人ひとりの持てる力を引き出し、育み、生きていく力の基礎づくりをする。」という理念のもと、子どもたちへの支援はもちろん、園と保護者が車の両輪となった子育てを目指し、職員一人ひとりが自身の専門性向上に努めつつ、日々実践に取り組んでいます。
また、本園では主に熊本市南部地域の療育支援にも力を入れており、保育所等訪問支援に積極的に関わるなど、児童発達支援センターとしての中心的役割を担っています。
障がいのある子どもの支援に係るニーズは今後も増加・多様化していくと思われます。依然コロナ禍にあり、様々な制約はありますが、知恵を出し合い工夫しながら地域の期待に応えられる「済生会なでしこ園」を目指して参ります。

済生会なでしこ園 園長 五瀬浩



施設概要

施設名 福祉型児童発達支援センター 済生会なでしこ園
所在地 熊本市南区白藤3丁目2-71
電話 096-357-6615
FAX 096-357-6667
事業種別 福祉型児童発達支援センター
・児童発達支援
 <定員>30名
・保育所等訪問支援
 保育所、幼稚園、小学校、児童養護施設
熊本市児童発達支援センター機能強化事業(南区)