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2022.06.30

しらふじ

小児救急法を学びました

プール開きに備えて、毎年行っている「小児救急法講習」を6月29日(水)に行いました。
今年は、川尻消防署より、1名の救急救命士の方に来て頂いています。

まずは、救命士の方から一通り、見本を見せてもらいました。


その中で、
・小児に対しての心臓マッサージは、男性や力が強い女性は片方の手だけで行っても十分であること。

・1歳未満児の子どもたちへの心臓マッサージは、「人差し指と中指の2本」で行うか、「左右の親指2本」で行うこと。

・今は、新型コロナウイルス感染症もあり、傷病者がコロウイルスに感染しているかもしれないということで、人工呼吸を行わなくても良いとなっているが、小児に対しては人工呼吸がとても必要、有効なことが多い。

ということなど、事前に観ていた動画の内容よりも、実体験も踏まえたさらにプラスのことを教えて頂きました。

 


その後、実際に心臓マッサージやAEDを使った実践に入りました。










最後に、救命士さんから「救急車や救急隊が来るまでは、先生たちが子どもの命を繋ぐ大事な役割を担っています。」という言葉があり、とても気持ちが引き締まりました。

これから、プ―ルが始まります。事故を未然に防ぐことがまずは何よりも大切ですが、もしも事故が起きてしまったら、今回の講習を思い出しながら、しっかりと子どもたちの命を繋ぎたいを思います。