済生会熊本福祉センター:基本方針

所長あいさつ

利用者主体の福祉と ライフステージに応じた自立への支援と 安心・安全なサービスを

  済生会は1911年、明治天皇の「済生勅語」に基づき創立され、以来、全国各地で医療と福祉の増進に取り組んでいます。生活に困窮し、社会の片隅で病んで伏している人はいないだろうか、いつの世にもその趣旨を忘れないようにと撫子(なでしこ)の歌を済生会の事業について詠(よ)まれています。済生会熊本福祉センターは、こうした済生会の使命である「医療・保健・福祉」の一翼を担って、前法人から引継ぎ、2004年4月に新設開所しています。

  前法人時代の授産事業においては製造業中心でしたが、開所後は済生会熊本病院や済生会みすみ病院の全面的な支援を得て、対面サービスを中心とした事業へと転換しました。熊本病院内での「清掃」「喫茶」「弁当販売」「ベーカリー&カフェ」、事業所内で「健診セット袋詰め」「パン・焼き菓子製造販売」「寝具クリーニング」など、社会人、職業人としての自立に向けて、利用者支援に当たっています。

  現在の事業内容は、障害福祉サービス事業所、保育園、児童発達支援センターなど9つの事業所と就労移行支援、就労継続支援、生活介護、共同生活援助、相談支援(障害児・特定)、児童発達支援、地域定着支援(2014年4月に熊本県より受諾)など、多岐に亘り18の事業を運営しています。
近年、障がいのある人の重度化・高齢化、障害特性の多様化が課題となっています。特に福祉センターの運営に当たって大切にしていることは、子どもから大人までのライフステージに沿った支援体制の充実と支援する側の環境を整えることです。
①保育園や児童発達支援センターの子どもたちの確かな成長を支え、ご家族の希望や喜びを明日につなぎ続けていくこと。
②利用者が主体的に地域社会の中で豊かに関わり合い自立していくことで、将来に対する利用者やご家族の不安感を軽減し、満足度を高めること。
③利用者が尊厳を持ち、その人らしく生活できるように、意思決定支援をすること。
④支援する側にとっても共に成長でき、やりがいが持てる職場環境を整えることです。

  最後に、社会福祉法人を取り巻く事業運営は大きく変化してきており、常に外部環境に対応したサービスの質向上を目指した柔軟性が求められています。今後も利用者・ご家族、地域、関係機関、行政の方々と協力して、福祉事業に取り組んで参りたいと存じます。今後ともご支援、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

2014年7月 済生会熊本福祉センター 所長 道端 由美子


済生会熊本福祉センター

理念

「一人ひとりを尊重し、共に生きる社会の実現をめざします。」

基本方針

1.ライフステージに応じた自立を支援します。

発達の芽を育む保育園をはじめ、障害のある人は子供から成人まで、療育や就労・生活支援を通して、一人ひとりのライフステージに応じた自立を支援します。

2.専門性と施設機能を活かし、地域社会に貢献します。

保育園、児童発達支援センター、就労移行支援や就労継続支援、生活介護、グループホーム・ケアホーム事業、福祉相談支援など「済生会熊本福祉センター」の多様な施設の専門性と機能性を活かし、福祉を通じて地域における共生社会の実現に貢献します。

3.利用者主体の福祉を実践します。

利用者の方が個々の能力を活かして自己実現が図れるよう、一人ひとりを尊重した利用者主体の福祉を実践します。